ビーチクルーザー
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ビーチクルーザーに子供乗せもグー
ビーチクルーザーを目にしたときの印象をことばにすると、流麗なフレームの形状と堅牢なつくり、アメリカ西海岸のサーファーが作ったシンプルさの中に漂う魅力的なデザイン。といったところでしょうか。ビーチクルーザーならではの雰囲気は他の多くの自転車とは一線を画しています。とはいうものの、アメリカではごく一般的に普及しているデザインで、日本ではビーチクルーザーでも米国ではママチャリに近いものがあるといえそうです。しかし、日本の自転車事情の中にあって、ママチャリに激安粗悪品がある中、作り・デザイン共に、その存在感には大きなものがあります。このビーチクルーザーに一度は乗ってみたい。年配の私にもそんな気持ちを誘発させるものがあります。
ビーチクルーザーは自転車であって、自転車のビーチクルーザーを求めたいと表現する人がいるように、知る人ぞ知る自転車の一種となっています。ビーチクルーザーを取り扱う専門店や販売店もそう多くはなく、ネットでの通販が盛んな状況です。しかし、けして安価ではないため、店頭で現物を確認してからの購入が望まれます。すると、ネットでの調査は、自分が居住する地域に近い販売店の所在ということになります。
ビーチクルーザー取り扱い店舗は全国にないことはないのですが、要望のわりに少ない地域として、名古屋、大阪、東京(渋谷・池袋)、京都、札幌、などが挙げられます。反対に茅ヶ崎は神奈川県の一地域ですが、サーファーのメッカでもあり、これらをしのぐ店舗数を誇っています。特に注目のビーチクルーザー店舗地域は「仙台」です。店舗数の多さだけではなく、関連イベントやビーチクルーザー関連への関心が集中する地域として突出しています。仙台エクストラという企業がビーチクルーザーを大きく宣揚していて、この影響かと思われます。
ビーチクルーザーが耳慣れないものであると同様に、そのブランドも一般にはあまり知られていないかも知れません。サンタモニカ、レインボー(rainbow)、キャデラック、カイト、シュウイン(SCHWINN)、ロコ、Giant、などがあります。また、それらのブランドでは、独特なビーチクルーザーをさらにカスタム化するためのパーツ類も販売されています。中でもビーチクルーザーのパーツとして需要があるのは、特徴的なタイヤをはじめ、ライト、ハンドルとなっています。ママチャリより遥かに堅牢であるため、子供を乗せる「子供乗せパーツ」であるかご・シートの類にも人気があります。
もともとビーチクルーザーは、クルーザーバイシクル(Cruiser Bicycle)という米国の伝特的自転車を、アメリカ西海岸のサーファー達が改造した様式を持つものです。とはいえ、海岸ではなくとも、自らの地域で、家族ぐるみで目立ちながら楽しむというニーズにも十分に応えてくれるアイテムだと思います。
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