電動自転車
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改造 電気自転車 と A-bike
改造の電気自転車で運転免許もないまま、スクーター並みの速度で走れる・・そんな購入者の期待に応えたフル電動自転車が盛んに販売されています。中でもA-bike(商品番号 bicycle-301k)は、通常価格 99,800円 のところ、特価 29,800円 の激安価格で販売されていて物議をおこしているようです。
そもそも、A-bike という名称自体、イギリスの発明家である サー・クライブ・シンクレアさんが設計した折りたたみ自転車のことで、実に簡単に折りたたみ&展開が可能な「自転車」のこと。参照>【A-bike】
それがなぜ16インチの電動自転車に?
電動アシスト自転車は従来のものですが、アシストではなく、ペダルを漕がなくても電動力で自走出来てしまう自転車?がフル電動自転車というもの。販売時点ではあくまでも電動アシスト自転車でありながら、フル電動モードに容易に変更が可能な仕様になっていて、フル電動モードでの走行は公道不可であり、お客様の自己責任という触れ込みになっています。事実上は電動アシスト自転車の改造版であり、改造電気自転車の販売に他ならないと思います。商品の販売上はタブーを実施せぬよう入念に配慮されてありながら、「スイスイらくらく!16インチ電動自転車(電気自転車 ・アシスト自転車・フル電動自転車・自走式自転車・A-bike・折りたたみ自転車・折り畳み自転車・折畳み自転車・折畳自転車」とのキャッチコピーは、タブー期待の購入者心理を深く突いているとしか思われません。
★フル電動自転車の販売は玩具扱いであり、これをそのまま公道で走行のは違反行為です。以下サイトでこの点を含む問題点について詳しく述べています。
フル電動自転車の改造と問題点
改造した電気自転車でスクーターのように、というのがユーザーの本心。さらには、リミッターがあればこれを解除し、パワーアップ可能な方法があれば可能なかぎりこれを施したいという欲求。それが確実に存在する市場であることはあきらかです。
ある程度電気知識などがある経験者にとっては実に簡単な改造とのことですが、フル電動自転車が登場して間もない状況のため、未経験者を中心に盛んな改造ノウハウの収集が行われています。改造電気自転車の販売の進展が「違法なシーン」を多く生んでいくことになりはしまいかと心配なところです。いずれは法的に規制がかかっていくとも思われ、くだんの激安販売はそれを見越したイッキ売りであるのかも・・。
事実くだんの商品には以下のようなレビューが-
・公道を走らないでくださいという注意が怖いが・・
・サドルのパイプが固定できない
・サドルのプラスチック部分割れ
・説明書は全て英語で分かりにくく説明書と違う部品になっている
・初期不良の連絡を何回しても返事が返ってこない
ともかく、電気自転車とその改造自体は違法ではありませんが、改造後の公道走行はいけないことなのです。
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