フル電動付き自転車報道と沢尻エリカさん
フル電動付き自転車に乗る沢尻エリカさんの雄姿が皆既日食の奄美大島でスクープされたのは二ヶ月も前の夏7月。その話題が再燃したのは、沢尻エリカ事務所解雇の報道があってからです。フル電動付きの自転車に乗ったことは道交法上の違法行為であり、これまでもなにかとお騒がせなエリカさんの事務所解雇の原因の一つ?との推測によるものでした。
フル電動自転車は玩具扱いで販売されていてそのまま乗ることは原動機付自転車に無免許かつノーヘルメットで乗る行為と同じ。沢尻エリカさんはこの行為ありのままをばっちり写真に撮られてしまいました。その後、警察からの事情聴取があったとのことですが、本件の結末はどうなったのでしょうか?
電動自転車も電動力が規制範囲内で人力のアシストをする分にはまったくフル人力の自転車と同じですが、電力アシストの規制範囲をリミッター解除(カット)する、ないしはフル電動アシスト状態にすることは、その電動力ユニットが原動機とみなされて、その電動自転車はその瞬間から「原付」に早や代わりします。
逆を言えば、フル電動可能なユニットを搭載していても、その機能が規制範囲内のアシスト動力として機能しているモードであれば問題ないことになります。しかし、大阪からはじまったフル電動自転車の取り締まりはまず車種によって判別されるとのこと。フル電動自転車自体の購入を止めることが肝心です。
それでも、フル電動自転車での走行の魅力には大きなものがあるのでしょう。中国製などの当局に名の知れたフル電動自転車には乗らないものの、いわゆるエナクル等、従来の有名メーカーによる電動アシスト自転車ないしは電動ハイブリッド自転車のリミッターをカットするということが行われているようです。
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こういったことは、普通の自動車(乗用車)のエンジンや足回りに手を加えて車検が通らない状態で運転するのと同様かと思います。いずれにしても、種々の規制は自他共の安全運転を期してのもの。個人の興味や欲求が反社会的なものであるかの判断が個々に求められます。
一連のお騒がせ騒動を経て久しいエリカさんですが、事務所解雇に至り、奄美大島でのフル電動付き自転車の件を涙ながらに反省し悔やんでいた模様です。しかし、過ぎたるは及ばざるが如しであり、備えあれば憂いなし。何事も日常における自らの心の備えが最も重要です。
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